Apacheのアクセスログを加工する方法

PHP Apache

Apacheのログフォーマットは、「httpd.conf」で自由に設定が可能です。
あらかじめ、以下の4種類のフォーマット(「combined」「common」「referer」「agent」)が用意されているのですが、
それぞれカスタマイズすることが可能です。

  1. LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined
  2. LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" common
  3. LogFormat "%{Referer}i -> %U" referer
  4. LogFormat "%{User-agent}i" agent


更に、カスタマイズしたログをPHPを用いて出力するには…

＜?php
$val = "ChooChoo";
apache_note("logChooChoo", $val);
?＞

パラメータ 内容
a a

　%a リモートIPアドレス
　%A ローカルIPアドレス
　%B HTTPヘッダを除いた転送バイト数
　%b HTTPヘッダを除いた転送バイト数。転送バイト数が0の場合は - が記述されます。
　%h リクエストしたリモートホスト名
　%H リクエストされたプロトコル
　%l identによるリモート・ユーザ名
　%t リクエストを受けた時刻
　%r HTTPリクエストヘッダー
　%s サーバーがリクエストに対して返したステータスコード。%>s と記述することで最後のリクエストを記します。
　%U リクエストされたURL
　%u 認証に使用されたリモートユーザー名
　%v リクエストを処理するサーバー名
　%V UseCanonicalNameディレクティブの設定に応じたサーバー名